堀医院のホームページへようこそ! 当院は東京都八王子市の 耳鼻科、皮膚科のクリニックです。

当院の沿革

昔の話で恐縮ですが、医者になってすぐの採血・注射当番(研修医6人で日替)の日の朝、手術や外来で、病棟には指導医は誰もいませんでした。もちろん、研修医同士で静脈注射や点滴静注の練習はしていました。
膨大な数の採血が終わって一休みし、後は、静脈注射、点滴の順でした。
何の薬かも知らずに打った静脈注射(今では姿を消したガラス製の注射器で操作が難しい)が、後で看護婦さんから抗がん剤と聞いて、焦りました。幸い、血管から漏らさずに打てましたが、漏れると周囲が腫れあがり大変なことになります。
言い訳するわけではありませんが、これには理由があり、当時は、他の多くの癌専門病院でも同じでしたが、中国地方、九州各地からの紹介患者により、癌センター化した九大病院耳鼻科(日本最多の120床が常に満床、その9割が悪性腫瘍、残りが慢性中耳炎等の良性疾患)でも、癌の患者さんに、はっきりと癌の告知はしていませんでした。その為、注射が初心者の研修医に抗がん剤と知らせると、うっかり抗がん剤という言葉が出てしまうからでした。もっとも、入院直後の患者さんも薄々わかってはいました。
初めから癌の告知をしないと治療ができないので、後に勤務した日大病院では、外来で告知の上入院でしたが、現在では、どこの医療機関でもはっきりと告知しています。

医学は日進月歩で、教科書に書いていないことは沢山あります。
常に初心に返り、いつも患者さんから多くのことを教えていただいていると考えて、診療を行なっていきたいと思っています。
専門医制度も、国が主導する新たな制度が始まりました。
学会で会った某大学教授の先輩が、「学位なら仕方ないが、専門医も取らない奴は、耳鼻科の看板を下ろせ。プロフェッショナルなんだから、それで飯を食う以上、患者さんに申し訳ないと思わないのかね。」と厳しいことを言っていました。
学会、研究会、専門医の講習会には、しっかりと出席しないと専門医の更新はできません。学生ではないので、もう試験はありません。私は出席するからには、何か一つでも最新の知見を習得するようにと、診療終了後、都内まで出かけています。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

(平成29年12月 堀 俊雄)

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